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糖尿病専門外来

当院の特徴

1.糖尿病の診療経験が豊富な専門チーム

日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
看護師による生活相談(糖尿病特定認定看護師在籍)
1型糖尿病にて治療中の看護師在籍(気兼ねなくご相談ください)
管理栄養士による栄養指導

2.糖尿病治療薬・先進デバイス・検査機器が充実

糖尿病の迅速検査が可能
インスリンや先進デバイス(持続血糖モニター・インスリンポンプ)導入可能
合併症早期発見の医療機器が充実

3.糖尿病治療に前向きに向き合えるようサポート

専門チームの包括的アプローチ
糖尿病教室・栄養教室の実施
医療ブログ・SNSによる情報発信

糖尿病とは

糖尿病は、何らかの原因で膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの作用不足によって、血液中のブドウ糖が増え過ぎてしまう病気です。血糖値の高い状態が続くことで、血管をはじめとする全身の組織に様々な悪影響が及んできます。
糖尿病は初期の段階では殆ど自覚症状が現れませんので、検査(採血)をしないと判明しないことが多いです。しかし、血糖値が高い状態を放置していると、動脈硬化(血管が固くなる)が進むことで様々な合併症(慢性腎臓病や心筋梗塞、脳卒中など)の原因となります。合併症は健康寿命(健康でいられる時間)を短くしてしまいますので、お早めに治療を受けるようにしてください。

このような人はお早めにご受診ください

このごろ目立って太ってきた
急に甘いものがほしくなる
ダイエットしていないのに痩せる
ひどく喉が渇く
尿の回数が多くなった
手足が痺れる
やけどや怪我の痛みを感じない
視力が落ちてきた など
健康診断で糖尿病の項目で要精査
もっと自分に適した治療を受けたい
前向きに通院したい

糖尿病のタイプ

糖尿病は大きく4種類に分けられます。

1.1型糖尿病

インスリンを作る膵臓の細胞が免疫系の異常反応などによって壊れていき、インスリンが作られなくなります。若いうちに発症する人が多いのですが、成人期以降に起こることもあります。インスリン注射を使用して血糖のコントロールをすることが必須です。

2.2型糖尿病

糖尿病になりやすい遺伝的な体質に加えて、生活習慣の乱れ(食べ過ぎや運動不足、肥満、ストレス、睡眠不足、加齢など)が重なって発症します。
食事と運動の見直しを行いながら、必要があれば薬のサポートが必要です。

3.妊娠糖尿病

妊娠中に発見される糖尿病のことです。

4.その他の糖尿病

遺伝子異常に伴う糖尿病、他の病気や条件(膵臓/肝臓/内分泌の疾患・薬など)が引き金で生じる糖尿病です。

糖尿病の診療では、定期的に来院して血糖値の確認をしたり、その結果により薬の調整をしたり、合併症の確認が必要です。

糖尿病の合併症について

血糖値が高い状態が長期間続くことで発症します。
生活の質を低下させず健康寿命を延ばすよう、発症予防と進展阻止が糖尿病治療の目的です。
自覚症状がなくても見えないところで合併症が進行している可能性もあります。

細い血管の合併症(三大合併症)、太い血管の合併症(動脈硬化性疾患)に大別されます。

細い血管の合併症【三大合併症】

し:神経障害 症状の出方は様々ですが、両手足のしびれ、痛み、感覚低下、めまい、便秘、下痢、勃起障害、脈が速くなったりします。
め:網膜症 視力低下や視え方の異常
じ:腎症 むくみやだるさ
合併症が進行すると、足の切断、失明、人工透析につながる可能性があります。神経障害は神経診察、腎症は採血・採尿検査を行い当院で確認しますが、網膜症は眼科を受診していただくこととなります。

太い血管の合併症【動脈硬化性疾患】

え:壊疽(えそ) 胼胝(たこ)や傷が感染し治りにくくなる
の:脳梗塞 麻痺や呂律が回らない、意識障害などの症状
き:狭心症(きょうしんしょう)・心筋梗塞 胸痛、息苦しさ、時には突然死の原因ともなる
太い血管の合併症は致命的になることもあります。動脈硬化の状態を確認する検査として、頚動脈エコー、心電図と血圧脈波測定が当院で可能です。

合併症のチェックには検査が重要です。

糖尿病の治療について

糖尿病の治療は3本柱“食事療法、運動療法、薬物療法”になります。

①食事・運動療法

糖尿病治療で特に重要なのが、食事療法と運動療法になります。
食の好みやライフスタイルは”100人100通り”ですので個々の患者さんにあったサポートが必要になります。

当院では管理栄養士による栄養指導、看護師による療養指導(ライフスタイルにあった治療のサポート)も行っていますので、お一人お一人にあった生活習慣を見つけるお手伝いをさせていただきます。

②薬物療法

食事・運動療法を頑張っていても、目指すべき生活習慣を完全に達成することは難しいことも事実です。その場合には薬物療法が必要になってきます。薬物療法では内服薬や注射製剤(インスリンやGLP-1受容体作動薬)を使用しますが、近年急激に種類が増加し複雑化してきています。

当院では糖尿病専門医が、患者背景や病状、合併症などの状態を考慮しながら、患者さんと相談した上で”100人100通”&“無理のない”治療を提案いたします。

③先進デバイス(CGM・インスリンポンプ)

持続血糖モニター(CGM:リブレなど)やインスリンポンプなどの先進デバイスは、日本で使用できる製品はすべて取り扱っています。
☆CGMやインスリンポンプの導入は、外来で行っております。
2型糖尿病の方も病状や治療内容によっては、保険適応の場合がございますのでご相談ください。

先進デバイスはこちらへ

患者さんが大切にしていることを尊重しながら、医療者としてエビデンスに基づいた治療法を提案していきたいと思っております。

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